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本誌派生SS第57話妄想

あちらの国に入国して初めて書いたお話だったと思います。


57話、といってもピンと来ないですね(>_<)


その回は陛下が夕鈴になんなら嫁ぎ先を融通するよ、と酷いことを言った回です。

あの時は流石に夕鈴と一緒に悲しくなって泣いてしましました。

そして、私の中で妄想が膨らみ破裂してできたのがこのお話でした。


くっそー陛下!覚えてろよ!!

と思いながら書いた記憶があります。

いえ、私は陛下が大好きです。

イケメンは大好物ですし、しかもできる男、その上眼鏡まで似合い、話術も巧みで人の心の機微にも聡い。

本当に陛下に見つめられると腰砕けです。


でもこの回だけは腹が立って腹が立って!!

↑夕鈴につかりすぎている


ということで、私の怒りの上に初めて書き上げたお話をどうぞ。

もちろんつたないし、おかしなところもありますが。



***********************





【57話妄想 ①】←お題すらない






バイト終了を告げられ、

なんとか繋がりを持とうとした私の借金返済の願いを

陛下はやらなくていいのにと言いに来た。

なんでもやってあげたいのに、と・・・


 

本当の願いは言えない。


 

言ってはいけない。

わたしの想いは行き場がない。


 

気付いてほしい。

気付いてほしくない。

気付かれてはいけない・・・


 


考え事をしている私に陛下が言った言葉。


 

「嫁ぎ先を融通することも・・・」


 


は?今なんて・・・


嫁ぎ先?


好きな人にこんなことを言われるなんて。


ほんと、どうしようもない・・・


そう・・・なら・・・


 


「陛下?嫁ぎ先・・・ですか?」


 

「う、うん。あの、きみさえ良ければ。」


 

「どんな?私は庶民ですよ。貴族の方、というわけにはいかないですよね?」


 

「そ、そうだね。えっと~、誰かいるかな?」


 

「そうですね。私、知らない人に嫁ぐのは嫌です。王宮勤めの貴族の方とは身分違いになりますよね。」


 

「あー、うん。まあ、貴族となるとこの件を知っている李順くらいかな?」


 

「李順さんに失礼です。陛下の側近であられるのに、私のような庶民ではつりあいませんよ。それに、一生李順さんの指導されるのは嫌です。」


 

「あ~、そう・・・だよね。うん。え~っと、誰かいいと思う人はいるの?」


 

「私・・・浩大がいいです。」


 

「へっ!浩大?」


 

「えぇ。浩大なら身分は庶民と変わらないですよね?」


 

「えっ、まあ、そうだけど・・・」


 

「浩大と結婚すれば、陛下も李順さんも、バイト終了後、私を監視する必要もないでしょうし、陛下に嫁ぎ遅れを心配されることもなくなりますし。」


 


一気にまくし立てた。


少しでもあなたの役に立ちたい。


浩大と結婚すれば、あなたのことが少しくらいはわかるかもしれない。


ただ下町に戻るよりもよっぽどいい気がする。


 


「こーだーい、その辺にいるんでしょう?」


 

「はは、お妃ちゃん・・・」


 


苦虫を噛み潰したような顔で現れた彼は、


陛下に礼をとるとこちらに向き直った。


 

 

********************

 




 

 


あれ?今日は陛下のお渡早いな。


なんて思っていたら、なんか面白いことになってるし。


二人ともウケる~


勘弁して、李順さんとか、マジ嫌そうな顔しそうだよ。


 


独り言ちながら屋根の上で聞いていた。


全くもって難儀な方たちだ。


 


ってちょっと待って!


なんか矛先がオレに来てない?


いや、お妃ちゃん、なにとちくるってくれてるの?


やばいよ、寒くなってきたよ。


 


 


「こーだーい、その辺にいるんでしょう?」


 

「はは、お妃ちゃん・・・」


 


とりあえず陛下に礼をとってお妃ちゃんの方を見る。


気持ちはわかるけど、それ陛下に言ってくんね~かな?


とばっちりだよ~。


 


「聞いてたんでしょう?」


 

「う、う~ん。まあ・・・ね。」


 

「浩大は嫌かもしれないけど、陛下が私の嫁ぎ遅れを気にしてくださっているのよ。」


 


心配してるというか、どうせなら安心できる相手にってとこだろうけど。


へーかもな、言うこと違うだろっつうの。


ホントお妃ちゃんの気持ちわかってねぇよ。


どうするかな?オレ。


 

 


「え~っと~、へーか、いいんすか?オレがもらっても・・・?」


 

「・・・夕鈴がいいならな・・・」


 


冷気ハンパねぇのにいいんだ?


さて、どこまで我慢できるものなのかね?


 


「へぇ!・・・そっか。それは、命令ですか?」


 

「・・・そう・・・だな。」


 

「・・・了解しました。そのように。」


 


陛下に再度礼をとってからお妃ちゃんに近づいた。


 


「陛下の命令だから、俺はまあいいけどさ。お妃ちゃん、本当にいいのか?」


 

「なにがよ。私が浩大がいいって言ったのよ。」


 

「いや、だってさ。結婚だよ?お妃ちゃん、俺の子供産んでくれんの?」


 

「こ、う、で、・・・子供くらいいくらでも産むわよ!」


 

「いくらでも!へえ。俺頑張らなきゃいけないなあ。


 


お妃ちゃんの耳元に近づいていたずらっぽく囁く。


 


「ねぇ、ホントに好きな人のとこに嫁いだ方がいいんじゃね?気持ちは、わかんだけどさぁ。」


 

「す、好きって・・・そんな・・・言えないもの。」


 


お妃ちゃんが耳まで真っ赤にして言う。


あはは、可愛いよな。


 


 


 


やば!


小刀が飛んできた。


ホンキだよ。


うわぁ、殺気ハンパねぇ。





 

 

*****************

 

 

 

 

つづく

 

お粗末様でした!

 

 

 

 

 

 

 

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