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シークの花嫁 ①

 

こんばんは! 

転載終わってないのになんで新しいの?という声が聞こえてきますが・・・

えへっ!←

 

実はまんまるこはハーレ○インが大好きなんです。

中でも好物はシークもの!!( *´艸`)

考えたら、私は狼陛下のシークパロは読んだことがない!と思いまして。

同じくハーレ○イン友のN様に相談したところ、書いてしまえ!という話になりまして・・・

どうせならばバレンタインからホワイトデーまでで完結を目指してみたら?と提案されたのでうっかり乗っかりました←

 

ということで←? 

 

バレンタイン企画!

 

陛下がシークだったら!!

 

をお送りします! 

捏造しまくり、年齢操作しまくりですが、安定のハッピーエンド目指して!

 

もしよろしければお祭りに乗っかっていただけたら嬉しいです(#^^#)

 

 

【シークパロ】

【年齢操作有】陛下30歳 夕鈴26歳 エイフー12歳 あとは察してください←

【多国語】鍵かっこの違いで言語が変わります。

 

 

 

*******************

 

 

肌にねっとりと纏わりつく空気。

眩しすぎるほどの陽射し。

 

――――ああ、本当に来ちゃった。

 

いつもより露出が少なくゆったりしたデザインの服に身を包み。

頭からは薄衣を被り口元までゆったりと覆い隠す。

 

――――バレなければいいんだけど。

 

『ユーリ!謁見の時間が!遅れると兄に失礼になりますので急ぎましょう。』

 

前を行く少年が少し早めに歩き出したのを見て、ユーリも急いでついていく。

一生来ることはないと思っていた、いや、誓っていた土地を踏んだことへの恐怖に囚われそうになりながら、ユーリは少年と、その母と共に謁見の間と呼ばれる場所へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「兄上、只今戻りました。エイフーに御座います。拝顔叶いまして、大変嬉しく存じます。」

 

少年は先程までの快活な様は息をひそめ、頭を垂れ粛々と口上を述べる。

そして、その少年エイフーが頭を垂れたその先に、一段上がった場所で威風堂々と座る男がいた。

 

「久しぶりだな。元気そうで何より。あちらの暮らしはどうだ。」

「はい、こちらとはまた違った環境、考え方、学び方に日々戸惑っておりますが、こちらにいるユーリのお陰で難なく過ごせております。」

 

年齢よりも少し幼い雰囲気が残るエイフーが述べる大人びた言葉にユーリの頬が緩む。

 

『ユーリ。』

『フランス語で失礼いたします。エイフー様の家庭教師兼家政婦をさせていただいておりますテイ ユーリと申します。』

『義弟をより良く導いてくれるよう期待する。』

『っ!・・・期待に応えられますよう精進いたします。』

 

耳に心地よい流暢なフランス語で返事を返され、ユーリは一瞬言葉に詰まり、顔を上げそうになった。

義弟の家庭教師で謁見が許されているとはいえ、外国人であるはずの自分がおいそれと直接顔を見ることなど許される立場ではないことは重々承知しているのに。

シークの紡ぐフランス語の声色に、何故かぞくぞくと身体の奥から何かが沸き上がる。

 

「兄上。いえ、シーク。此度、ご婚礼おめでとうございます。婚儀に何か私の手が、もしも必要であれば何なりとお申し付けください。」

「大事ない。お義母上の父君がよく纏めてくれておる。」

「それはようございました。」

「今宵、久しぶりに共に卓を囲もう。コウジュを紹介しよう。」

「っ!兄上の婚約者とやっとお会いできるのですね。

「ああ、コウジュも楽しみにしているそうだ。」

「あっ、でも…」

 

敬愛する兄の婚約者に初めて会える喜びに顔を輝かせていたエイフーが気まずそうに目を伏せユーリの方を振り返る。

エイフーはとても心根の優しい少年で、雇用主と使用人という立場にしかすぎないユーリにも色々と気遣いを忘れない。

少し困ったように伺いを立てるような表情にユーリの顔にも自然に笑みが浮かぶ。

 

『エイフー様、私のことはお気になさらないでください。折角の帰ってきたのですもの。』

『ユーリ…ありがとう。じゃあ遠慮なく。』

 

ユーリの言葉に再び満面に喜びを表すエイフーは実年齢よりもかなり幼く見えて、ユーリは置いてきた弟を思い出し、ふと瞳を伏せた。

何よりも、誰よりも大切な弟。

もう既に成人し、自分の望む道をまっすぐに進んでいる自慢の弟。

あの時、今のエイフー様よりもまだ幼かった弟には事実を曲解して伝えたままだ。

この国へ来ることになった時も、通常の範囲で心配をかけてしまってはいたが、ユーリの深層に沈めた感情は気取らせずに済んだと思う。

深い闇に思考を奪われそうになった時だった。

 

『エイフーが望むならば、末席で良ければ席を設けてやっても構わぬが。』

 

耳を疑うような提案が頭上から降ってきた。

できるだけこの国の王家やその家臣とは関わりは持ちたくない。持ってはいけない。

それは即ち危険と隣り合わせということだ。

この声はとても魅力的で、決して甘言を言われているわけでもないのに頬が熱くなっているのは間違いないが。

 

――――断ろう。

 

『ありが・・・』

『流石兄上。お心遣い、有難うございます!』

 

なるべく丁寧に、抑揚を込めないで断ろうとしたユーリに被せるようにエイフーの声が響き渡る。

 

『ユーリ!ここの料理はとても美味しいんだ!貴女にもいつか食べてもらいたかった。貴女は料理がとても上手だから、きっと楽しく美味しい晩餐になるよ!』

 

エイフーは今まで見たどの笑顔よりも嬉しそうで。

あまり会えないけれど、兄のことをとても尊敬していて大好きなんだと。

仲良くなりたいんだと不安げな瞳で語っていたエイフーを思い出す。

彼の為を思えば兄であるシークの誘いともいえる提案を受けないという選択肢はない。

それに、これ以上拒否するとかえって目立つかもしれない。

 

ユーリはできるだけ優雅にハクディ流の王族に対する挨拶をすると、にっこり笑って了承の意を表した。

 

 

 

 

 

謁見の相手はこの国、アラブの小国アル・ケンローディア・ハクディの新たなる王、シーク レイ、その人だった。

長く内戦で苦しむアル・ケンローディア・ハクディを圧倒的な武力でもって一つに治めたかと思いきや、今度は失われた数十年を飛ぶ鳥を落とす勢いで取り戻すかの如く、次から次へと類を見ない、けれども素晴らしい政策を打ち出し、短期間の間に国を復興させた賢王。

フランスで暮らすユーリの耳にも入るほどのカリスマ性。

一目見た女性はみんな彼に恋をすると言われるほどの美貌の持ち主とも噂される。

が、未だ燻る内線の残党らへの霍乱のため、その容姿は公表されていない。

謁見を許されるのはごく身近な身内および国の重鎮に限られる。

なのに何故容姿についての噂だけが独り歩きしているのか。

それは、あわよくば王の御手付きにでもなって世継ぎを娘に産ませよう、と画策する重鎮らによって催される視察、交流会という名の場で娘たちを強制的に紹介され続けているから、というのが理由であった。

そんなことが幾度となく続いていたある日、長い動乱を治めた彼は、国の安寧のため、幼いころからの許嫁とやっと結婚式を挙げ、世継ぎを儲ける気になった、という理由で全ての女性との接触を断ったという。

 

――――なのに、義弟のために単なる家庭教師と卓を共に囲もうなんて、優しい人なのね。

――――所詮、ハクディの王族だけど。

 

などとちょっとだけ、シークに対する恐怖心が解けたのだが、数刻後、それはすっかり間違いだと再認識し、憤慨する羽目になるのだった。

 

 

 

 

************* 

 

 

はいっ!

いかがでしたか?

ハーレ○インらしく書けてるかしら?←そこ?

 

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コメント

ハーレ◯インとシークって何だっけ?ってググってきました(o^^o)

夕鈴が外国人で家庭教師!
しかも何か秘密がありそうで続きも楽しみです(*^o^*)
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花愛 様

早速のコメントありがとうございます!
そうか、知らなかったですか・・・
どの話でも大筋は変わらないのですが、何があれどもハッピーエンドというあたり、私と共通していると思います(#^^#)

続きもがんばります!!
ちづるん 様

わぁ、ハーレ好きに喜んでもらえた!!嬉しい!!(#^^#)
陛下と言えば、現パロでは大富豪かお医者様、御曹司、生徒会長・・・とネタは尽きないのに、なぜシークがない?
という全く持って自分勝手な発想から書き始めたお話。
絶対シークな陛下はかっこいいのに!!と。

ハレ○も同じ理由で私も好きです!

ホワイトデーまで約一か月、お付き合いいただけると幸いです!
がんばりまーす!!
くれは 様

拍手コメントありがとうございます!!
おへんじおそくなってすみません!!
これからめくるめくハーレの世界が繰り広げられるようがんばります!!
やっぱりシークといったら自分勝手で横暴な暴君ですよね!
いや、陛下は違うけど←多分
シーク像と陛下像をうまく調和できるようがんばります!
金銀財宝のプレゼントはございませんのよ( ̄∀ ̄)

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