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星降る夜に

皆様こんばんは!

こちらは、白友である、みみこさまが描いた絵に、勝手にお話を書いてコメント欄に貼り付けて逃げたというものです←

今回、七夕が近いけれども書いている時間がない!と思い、そういえば素晴らしい絵があったなぁと覗きに行って、おねだりしてもらってきたものです。

みみこさま、わがままを聞きて入れてくださってほんとうにありがとうございました!

それでは、お話を…
絵の素晴らしさに何度見ても感動です!
わたしのおはなしはおまけです←

ブログの使い方がよくわからなくて、絵がとても大きいのですが、みみこさまの絵、麗しいのでいいですよ、ね?





************


「陛下!今流れ星が!」
「どれ?」

そう言うと陛下の手が私の頬を両手で包み込み瞳を覗き込んだ。

「どこ?」
「~~~~~っ!私を見ても見えません!」
「え~、夕鈴の瞳に映ってると思って。」
「そんなわけありません!!」
「我が花嫁の瞳の美しさに星も霞んだか。」
「~~~~~っく。」

がっしり掴まれていては目を逸らすことも俯くことも許されなくて。
包まれた頬が熱くて紅い瞳が私を捉える。
視線が恥ずかしくて瞳を閉じる。

____チュッ。


みみこさまから頂き物


SIDE1【臨時花嫁】



額に熱を感じ驚いて目を開けると揺れる紅い瞳とぶつかった。
余りにも近い距離に目を回していると、端正な顔が近づいてくる。
私は急いで両掌で陛下の口元を覆った。
この際掌に感じる柔らかい物の感触は気が付かないことにする。

「へ、陛下!だ、誰もいないですから!え、演技はいいです!ね?」

焦ってそう言うと、陛下は一瞬キョトンとした顔をして。
次の瞬間私の手首を捕まえ口元から離すと掌に口付けた。

「星が・・・。」
「え?」
「星が、見ているよ?」

妖艶な笑みを浮かべた狼に見つめられ、ガクンッと腰が抜けてしまう。

「っと!夕鈴大丈夫?」
「だ、大丈夫じゃありません!!」
「くっくっ、我が妃は実に愛らしい。」

慣れた手つきで支えられるのも腹立たしくて睨んでしまう。

「ああ、その表情も可愛らしいな。」
「くっ。」
「こうして抱き締めておいてあげるから、ゆっくり星を見ようね。」
「こ、これではゆっくり見れません!」
「え~、じゃあどうするの?夕鈴立てないでしょ?」
「っ!」

悔しくて睨んでみるもくすくす笑う声が闇夜に響いて。

「もう!もう!陛下の馬鹿~。」
「はい、はい、可愛いお嫁さん。暫くこうしてようね?」

陛下の勝ち誇ったような笑みが鮮やかに浮かんだ。


*********



SIDE2【本物夫婦】

額に柔かな熱を感じる。
驚く間もなく、瞼にもその温もりを落とされて。
私はその優しい温もりをただ受け止めていると、そのままゆっくり頬に辿りついて。
目を開けると熱を帯びた紅い瞳がそっと近づいてきた。
そのまままた瞳を閉じて、唇が重なる。
陛下は私の両頬を手で優しく包み込んだまま、角度を変え何度も口付けをくれる。
吐息が漏れだして、気が付くと性急に唇を求めあっていた。

「ん、や、んんっ。」
「ふ、夕鈴、もっと。」

唇を舐められ、侵入してきた舌が歯列を優しくなぞる。
もどかしくて、自分の舌で陛下の舌を迎えに行くと激しく絡めとられた。

「は、んっ、ふっ。」
「ん。はぁ。」

陛下の舌は私の咥内を好きに蹂躙し弱い所を探し出して刺激を繰り返す。

いつの間にか頬に添えられていた手は後頭部と腰に回され身体をこれでもかと密着させられていた。
息をすることも叶わず、次第に意識はそこにだけ集中していって。

気が付くと陛下の腕の中だった。

「あ、ごめん、ね?」

バツが悪そうな笑顔で此方を覗き込んでくる。

「夕鈴があんまり可愛いものだから、つい・・・。」
「・・・。」
「えっと、うん。このまま星を見ようよ、ね。」

ちょっと悔しいから口を尖らせて睨んでみる。

「ほら、くっついて見たら、同じように空が見えるよ。」

陛下は良いことを思いついたみたいに頬を染め、褒めろと言わんばかりだ。

「もう。陛下は私に甘いです。」
「愛しい妃限定だから許せ。」

どこまでも甘い陛下に身を任せ、腕の中で星を見上げた。


*********



おしまい!

みみこさま、絵をどうもありがとうございました!!
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